ぐさま小浜兵曹長に結果を知らせてやりました。
そして、もっと島の模様を知らせてよこすように命令を出しました。
「よろしい。まず地形をのべます。島の中央に、鋸《のこぎり》の歯のような岡があり、その東……」
と、そこまで無電は文字をつづってきましたが、とたんにぷつりと切れました。あとはどう催促してもだめでした。
小浜兵曹長は、どうしたのでしょうか。
いや、どうしたのどころではありません。白骨島のうえでは、いま大格闘がはじまっているところです。
小浜兵曹長は、本隊との無電連絡で、一生けんめいになっていましたところ、とつぜん背後から首をぎゅっとしめつけられました。全くの不意うちでありました。
兵曹長は、救難信号をうつ間もなく、電鍵から手をはなさなければなりませんでした。
「な、何者!」
というのものどの奥だけです。兵曹長は、自分の首をしめつけた曲者の腕をとらえて、やっと背負投《せおいなげ》をしました。それから大乱闘となったのです。とつぜん現れた相手は一体何者でしょう?
2
勇士小浜兵曹長は、息つぐまもなく前後左右からくみついてくる怪人たちを、あるいは背負投でもって
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