ている体とは、そのつくり方が、たいへん違うようだ。
新田先生は、この時以来、どうかして、火星人の体のひみつを、ぜひ早く知り尽くしたいものだと考えるようになった。火星人の体のひみつが、はっきりわからなければ、こうして火星人とつきあっていても、何だか安心していられない気がした。
先生の組みうちの相手になったその火星人は、すっくと立ちあがったが、それで引込むのかと思ったら、そうではなく、またじりじりと先生に向かって来た。
先生は、もうかなり疲れていたが、ここで弱みを見せては、敵になめられると思い、
「まだ来るか、来るなら来い!」
と、大手をひろげた。
すると、さきほどから、両人の組みうちを、かたわらから、じっと見ていた丸木が、急に両人の間に割って入り、何だかわけのわからない言葉をぺらぺらとしゃべった。
それはどうやら、らんぼうな火星人を叱りつけたものらしい。先生の敵は、すごすごと廻れ右をして、仲間の後へかくれてしまった。
「新田先生」
と、今度は丸木が先生に話しかけた。
「これ以上、火星人をおこらせないのが、身のためですよ。さっきの話は承知してください」
怪人丸木が、新田先生
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