なお、今後とても作者としての反省を失わずに、機会あるごとに改むべきことは改めて行きたい考えである。自分らの欠点を改善し、また自分らの過誤を除去することは、実に自分らの幸福と言わねばならない。

[#地から2字上げ](昭和十一年五月、麻布飯倉《あざぶいいくら》にて)



底本:「夜明け前 第一部(下)」岩波文庫、岩波書店
   1969(昭和44)年2月17日第1刷発行
   1995(平成7)年12月15日第26刷発行
底本の親本:「改版本『夜明け前』」新潮社
   1936(昭和11)年7月発行
※底本は、物を数える際や地名などに用いる「ヶ」(区点番号5−86)を、大振りにつくっています。
入力:高橋真也
校正:小林繁雄
2001年5月26日公開
2009年11月20日修正
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