れらを決めた。
会合が終ると、今迄抑えていた感情が急に胸一杯にきた。
「永い間のお別れだな……!」
と私が須山に云った。
すると、彼は、
「俺の友達にこんなのがある」と云った、「仲の良い二人の友達なんだが、一人は三・一五で三年やられたんだ。ところがモウ一人は次の年の四・一六で四年やられた。三・一五の奴が出てきて、昨年の一二月又やられ、三年になった。そいつ[#「そいつ」に傍点]は四・一六の奴の出てくるのを楽しみにしていたんだ。それで監獄に入るときに曰《いわ》くさ、俺とあいつはどうも永久にこうやって入りくり[#「入りくり」に傍点]になって会えないらしい、だが結構なことだって……!」
そして、「これは俺の最後の切抜帳《スクラップ・ブック》かな?」と自分で云った。
私と伊藤は――思わず噴《ふ》き出した。が、泣かされるときのように私の顔は強わばった。
「どんなことがあったって、こゝ[#「こゝ」に傍点]の組織さえがッちりと残っていれば、闘争は根をもって続けられて行くんだから、君だけはつかまらないようにしてくれ。――君がつかまったら、俺のしたことまでもフイで、犬死になるんだからな!」
と、須
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