とその後をつけて往った。
吉平は門を出ると棺屋横町を南へ往った。其処には竜見長庵と云う医者の邸があって大きな椎の木があった。吉平の姿はその椎の木の下で見えなくなってしまった。
底本:「日本の怪談」河出文庫、河出書房新社
1985(昭和60)年12月4日初版発行
底本の親本:「日本怪談全集」桃源社
1970(昭和45)年
入力:大野晋
校正:地田尚
2000年5月30日公開
青空文庫作成ファイル:
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