生《ナマ》でも食べたが。
いつしよに蕎麦粉をかいて味ふ。
庵の厨房いよ/\豊富である。
Nさんから露西亜三人集を借りる、チヱーホフを読み返すために、――私は彼の作品を愛好してゐる、何度読んでも面白い、読む度に味が出る。
やがて大晦日、それからお正月、それから!――
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○平凡に徹すること[#「平凡に徹すること」に傍点]、これが私たち平凡人の唯一の道である、老来ます/\この感が深い、平凡にして純真[#「平凡にして純真」に傍点]、簡にして凡[#「簡にして凡」に傍点]、それでよろしいのである。
○物そのものになりきる[#「物そのものになりきる」に傍点]、これがほんたうの生き方である、禅の立つところである。
○新しい俳句の道は、入り易くして到り難い[#「入り易くして到り難い」に傍点]、門はわけなくくゞれるが、堂へはなか/\のぼれない。
難行道[#「難行道」に傍点]だ、それだけ楽しい道だ。
常精進[#「常精進」に傍点]より外にてだてはない。
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十二月二十日[#「十二月二十日」に二重傍線] 曇。
陰欝な日和、寒い寒い、炬燵に
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