動場
・椎の若葉もおもひでのボールをとばす
   建築工事
 雲雀がさえづる地つきうたものびやかに
 声を力をあはせては大地をつく
・芽ぶくなかのみのむしぶらり
・ふたりのなかの苺が咲いた
・山の湯へ、初夏の風をまともにガソリンカーで
・しげる葉の、おちる葉の、まぶしいそよかぜ(ナ)
・若葉へわたしへ風がやさしくねむりをさそふ
・なにやらさみしく雀どものおしやべり
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 四月廿三日[#「四月廿三日」に二重傍線] もちなほして晴。

秋穂のお大師めぐりがしたいのだけれど銭が足りないので、また湯田温泉へ行つた。
もう初夏らしい風である、歩けばすこし暑いが、しづかにをれば申分のない季節である。
うれしいものは毎日うけとるたよりである、今朝は山形から珍らしいかき餅を貰つた、ありがたいことである。
ほどよい疲労とうまい晩酌と、そしてこゝろよい睡眠。
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   湯田競馬、追加一句
・勝つてまぶしく空へ呼吸してゐる
・誰も来てはくれないほほけたんぽぽ
・爆音はとほくかすんで飛行機
・ふるさとの学校のからたちの花
・ここに舫うておしめを干して初夏の風
・晴れ
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