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ぐうたら手記 覚書
□底光り[#「底光り」に傍点]、人間は作品は底光りするやうにならなければ駄目だ、拭きこまれたる、磨きあげられたる板座の光、その光を見よ。
□平凡の光[#「平凡の光」に傍点]、凡山凡水、凡山凡境、それでよろしい。
※[#二重四角、258−12]自然現象――生命現象――山頭火現象[#「山頭火現象」に傍点][#「――山頭火現象[#「山頭火現象」に傍点]」は底本では「――山頭火現[#「―山頭火現」に傍点]象」]。
※[#二重四角、258−13]自己のうちに自然を観るといふよりも、自然のうちに自己を観る[#「自然のうちに自己を観る」に傍点]のである(句作態度について)。
※[#二重四角、258−14]したい事をして[#「したい事をして」に傍点]、したくない事はしない[#「したくない事はしない」に傍点]――これが私の性情であり信条である、それを実現するために、私はかういふ生活にはいつた(はいらなければならなかつたのである)、そしてかういふ生活にはいつたからこそ、それを実現することが出来るのである、私
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