る
・けさから春立つといふぺんぺん草
(追加)
・札をつけられて桜ひらかうとして
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三月四日[#「三月四日」に二重傍線]
けさはすこし早く起きる、曇つて寒い。
よい手紙――わるい手紙も来ない。
樹明来、おかげで三八九、一部発送。
ぬくうて雨となつた、明日から行乞に出かけるつもりなのに。
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・水わけば水に生きるもの
・落葉ふかしも巌のすがた
暮れるより降りだして街の雑音も
・なげやりの萱の穂もあたゝかい雨
・森かげかそけく枯れてゐる葉に雨がきて
ぬくとくはうてきて百足は殺された
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三月五日[#「三月五日」に二重傍線]
夜来の雨がはれてすが/\しくなつた、どれ出かけよう。
征坊からなつかしいありがたい手紙がきた、感謝々々。
おかげで三八九全部発送済となる、安心々々。
晴れて風がふく、かういふ日は警戒を要する。
夕方から宿直室へ、例の如く食べる、飲む、饒舌る。
そして少し泳いだ、久しぶりに。
それでも戻つて寝た、さうするより外ないのだけれど。
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・みんな
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