がしく竹をきつてゐる霜どけ
 麦の芽、麦の芽と親子でうつ
・雪もよひ、莚織つてゐる子だくさん
   長州料理
 これがちしやもみ[#「ちしやもみ」に傍点]といふふるさとにゐて
・冬山から音させておりる一人二人
 藪のしづかさが陽をのんでしまつた
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 二月二十日[#「二月二十日」に二重傍線]

けふもよい日だ、寒いことは寒いけれど。
桂子さんからうれしい手紙が来た、桂子女菩薩、女人に反感を持つてゐるのは誰だい。
買物をする、第一は酒、第二は魚、諸払をする、酒屋、魚屋、そして湯屋。
夕、樹明君を招待する、酔うて出かけた、そしてワヤ、いけなかつた、ゴロにぶつつかつた、君を送つていつて、とう/\泊つた(樹明君、もう歩きまはることは止めませう)。
桑原、々々、敬遠、々々。
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けさをひらいた水仙二りん
馬が尿する日向の藪椿
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 二月廿一日[#「二月廿一日」に二重傍線]

樹明居で朝飯をよばれる、産後の奥さんにすまないと思ふ。
何とうらゝかなお天気だらう。
桂子さんから小包到来、御厚情のかず/\ほんとうにありがたく頂戴いたしま
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