我今皆懺悔、――ほんとうに懺悔せよ。
九月一日
朝の汽車でいつしよに戻る、そして河へ飛びこんで泳いだ、かうでもしなければ、身心のおきどころがないのだ、午後また泳いだ、六根清浄、六根清浄。
二百十日、大震災記念日、昨日の今日だ、つゝましく生活しよう。
今日も夕立がきた、降れ降れ、流せ流せ、洗へ洗へ、すべてを浄化せよ。
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・後悔の朝の水を泳ぎまはる
ちんぽこにも陽があたる夏草(或はまら[#「まら」に傍点]か)
□
・いやなおもひでのこぼれやすいはなだ(改作)
・朝月にこほろぎの声もととなうた
[#ここで字下げ終わり]
とにかく、更生しなければ、私はとても生きてはゐられない、過去一切の董[#「董」に「マヽ」の注記]習を清算せずにはゐられなくなつた。
九月二日
おだやかな雨、ことに昨夜は熟睡したので、のび/\とした気分であつた。
四時に起きて五時に食べ六時には勤行もすました、この調子で其中庵生活は営まれなければならない。
発熱倦怠、身心が痛む、ぢつとしてゐると、ついうと/\とする、甘酸つぱいやうな、痛痒いやうな気分である、考へるでもなく考へないでもな
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