れど、そしてあまり酒はよくないけれど少し買うてくる(といつてもゲルトは私のぢやない)、しんみり飲んで話しつゞけた、十二時近くまで。
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・月夜おまつりのタコもつてきてくれた
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その鮹はうまかつた、まつたくうまかつた。
ねむれない、三時まへに起きて米を炊いだり座敷を掃いたりする、もちろん、澄みわたる月を観ることは忘れない。
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・月のひかりの水を捨てる(自分をうたふ)
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月並、常套、陳腐、平凡、こんな句はいくら出来たところで仕方がない、月の句はむつかしい、とりわけ、名月の句はむつかしい、蛇足として書き添へたに過ぎない。
九月十六日
今朝も三時には床を離れてゐた。
月を眺め、土を眺め、そして人間――自分を眺める、人間の一生はむつかしいものだ、とつく/″\思ふ。
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・月から夜《ヨル》の鳥ないて白みくる
明けてまんまるい月
□
・秋の空から落ちてきた音は何
・まづしいくらしのふろしきづゝみ
□
斬られても斬られても曼珠沙華
・ほつとさいたかひよろ/\コスモス
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