してどうしたことか!
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・九月十四日の水を泳ぐ
・秋の雑草は壺いつぱいに
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昨夜はほんとうにあぶないところだつた、また小郡を去らなければならないやうになつたかも知れない、おかげで――樹明さんのおかげ、仏様のおかげ、何かのおかげで助かつた。
彼此一時、あれもよし、これもわるくない。
今日の雑草は野撫子だつた、その花の色のよろしさ、「日本」そのものを見るやうだ。
一昨夜から蚊帳をやめたが、のう/\した気持である、蚊帳は封建的なところがある(便所のやうに)、それは人をして差別的ならしめて圧迫を加へる、と感じるのは私だけだらうか。
月がよくなつた、蚊もゐなくなり、灯による虫も少くなかつた、暑くなし寒くなし、まことに生甲斐のあるシーズンとなつた、かうしてぶら/\してゐるのが勿躰ないと思ふ。
新町はお祭、四十八瀬川のほとりに組み立てられたバラツクへ御神輿が渡御された、私も参拝する、月夜、瀬音、子供の群、みんなうれしいものだつた。
此頃はよく夢を見るが(私は夢中うなるさうな、これは樹明兄の奥さんの話である)、昨夜の夢なんかは実に珍妙であつた、それは或る剣
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