を聴いた。
といつたつて、そのせい[#「せい」に傍点]でもあるまいが、私は野菜と肉類らしくない肉類を味つてゐる、あれもよし、これもよし、それでさつぱす[#「ぱす」に「マヽ」の注記]る。
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 雑草めい/\の花を持ち百姓
 お祭ちかい秋の道を掃いてゆく
 かつちり時間あつてゐる曇の日のドン
 萩の一枝に日がある
 曇り、時計赤い逢ふ
・とかくして秋雨となつた
[#ここで字下げ終わり]
雨、こほろぎ(彼の納所坊主でもたづねますか)。
食べるものが無くなつてくるから、松茸、うまからう。
       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
降つてゐる、鳴いてゐる、けさも早かつた。
昨日の日記を読んで驚いた、それは夢遊病者の手記みたいだつた(前半はあれでもよからう)、アルコールの漫談とでもいはうか、書かなくてもよい事が書いてある代りに、書かなければならない事が書いてない、どうせ反古になるのだから、どうでもよいやうなものゝ、このまゝにしてをくことは私の潔癖が許さない。
事実そのものはかうである。――
今日は魚釣にゆかうかとも思つてゐたが、読書することに心が傾
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