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骨《コツ》となつてかへつたかサクラさく(佐世保駅凱旋日)
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塩湯へいつた、よかつた、四銭は安い、昨日の普通湯四銭は高いと思つたが。
佐世保の道路は悪い、どろ/\してゐる(雨後は)、まるで泥海だ、これも港町の一要素かも知れない。
同宿は佐商入学試験を受ける青年二人、タケ(尺八吹)、そして競馬屋さん、この競馬は面白い、玩具の馬を走らせるのである、むろん品物が賭けてある、一銭二銭の馬券で一銭から十銭までの品を渡すのである。

 三月廿四日[#「三月廿四日」に二重傍線] 晴、春風がふく。

九時から三時まで市街行乞、行乞相はわるくなかつたが所得はよくなかつた。
此宿もうるさい、早く平戸から五島へわたらうと思ふ、それにしても旅はさみしいな、行乞もつらいね。
塩湯にゆつくり浸つてから二三杯かたむける、ありがたい。
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・水が濁つて旅人をさびしうする
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近来、気が滅入つてしようがないので、夜はレヴユーを観た。
花はうつくしい、踊り子はうつくしい、あゝいふものを観てゐると煩悩即菩提を感じ[#「感じ」に白三角傍点]
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