、山の池、松並木などは忘れられない。
雨がふつても風がふいても、けふも好日だつた。
端午、さうだ、端午のおもひでが私を一層感傷的にした。
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・鉄鉢へ霰(改作)
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余談として一、二。――
関門風景はよい、そこに鮮人ルンペンを配さなければなるまい。
道程を訊ねて、適切を[#「を」に「マヽ」の注記]答を与へる人はめつたにない、爺さんはたいがい正確である、彼は昔、歩いてゐるから。
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雨の朝から夫婦喧嘩だ(安宿)
・あざみあざやかにあさのあめあがり
・誰にも逢はない水音のおちてくる
・うつむいて石ころばかり
いそいで踏みつぶすまいぞ蛙の子
ぬかるみで、先生お早うございます
・右は上方道とある藤の花
ふつたりやんだり歩く外ない
降り吹く国界の石
ほどよう苔むした石の国界
どしやぶりのお地蔵さん
・穂麦、おもひでのうごきやう
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話しても話しても話しつきない、千鳥がなく、千鳥だよ、千鳥だね、といつてはまた話しつゞける。
長州特有のちしやもみ[#「ちしやもみ」に傍点](苣膾)はおいしかつた、生れた土
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