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〔評〕木戸公毎旦|考妣《ちゝはゝ》の木主を拜す。身|煩劇《はんげき》に居ると雖、少しくも怠《おこた》らず。三十年の間一日の如し。
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八四 有[#レ]心[#二]於無[#一レ]心、工夫是也。無[#レ]心[#二]於有[#一レ]心、本體是也。
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〔譯〕心無きに心有るは、工夫《くふう》是なり。心有るに心無きは、本體《ほんたい》是なり。
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八五 不[#レ]知而知者、道心也。知而不[#レ]知者、人心也。
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〔譯〕知らずして知る者は、道心《だうしん》なり。知つて知らざる者は、人心《じんしん》なり。
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八六 心靜、方能知[#二]白日[#一]。眼明、始會[#レ]識[#二]青天[#一]。此程伯氏之句也。青天白日、常在[#二]於我[#一]。宜[#下]掲[#二]之座右[#一]、以爲[
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