て思い定めたようにズケリといった。
「な、何」
「似てるからだよ」
重ねていった。
「ダ、誰に」
「お前さんに、よ。いやさ三遊亭圓生師匠によ」
ワザと芝居がかりにいって、
「師匠に似てちゃ、いや、弟子と師匠だ多少は似てるのもいいが、ああ似過ぎてちゃ芝居にならねえ、こちとらにしても全くの話が汁粉のあとにまた汁粉はいらねえ、せめてあべ川か餡ころくらいなら何とかお客様に我慢もして頂くが、お前さんと小圓太とじゃ似たりや似たり汁粉二杯。とすると何といっても、こっちとしちゃ年期のかかってるお前さんだけ、つまり美味《うめ》え汁粉のほうだけでたくさんだってこういう次第になってくる」
「…………」
理の当然に一瞬、グッと鼻白んだようだったが、
「でも…………でもいや、いや俺はそうはおもわないな」
不愉快そうに大きい鼻へ皺を寄せて、
「ねえ杉大門、おい俺はおもわない、おもいませんよ」
あくまで横に車を押してきた。
「じゃどうおもうんだ、三遊亭は」
「師匠に似過ぎてても巧いものは巧い、汁粉が二杯つづいてもちゃんと立派に真打にしてやれるとおもうんだ」
理屈にも何にもなっていないことをいい張って、
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