言うの。ズーッと殺そうと思っていたのだから、確かに自分が殺したのだ。おれたちを圧迫し、植民地化しようとする奴等を全部殺せ。殺さなければ奴等がおれたちを、しめ殺す。全体、どんなわけが有って、お前たちは原子爆弾を最初に日本に落したのだ? そんな事をしなくても、あの頃すでに日本は戦争を続ける力を失ってしまっていて、捨てて置いても間もなく降伏するばかりになっていた、のに、どうして、どんな理由であんな悪魔の爆弾を広島・長崎に落したのだ! そう言ってわめいて、そして、その、そいつらと一緒に寝ているのが貴様だ! その恥知らずがお前だ! そう言って私の首をしめにかかるの!
私 ……須永が、あなたを?
房代 え、須永さん――?
私 ですから――
房代 いえ、省三さんです。
私 ……ああ。
織子 でも、省三があなたに対して、そんな失礼な――どうしたんでしょう?
房代 まるでもう、いつもと違うんです。気が変になったんじゃないかしら?
私 須永を見ているうちに、自分の内に眠っていたものが、省三君の中で眼をさました。……省三君だけではない、みんながそうだ。
房代 どうしたんでしょうホントに? なんか、とんでもな
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