のよ。わかる、あんた? ごらんなさい、此處に居るこの連中!」
しまいの方を段々小さい聲になり、最後の文句はほとんどささやくように言つて、樂屋の中の女たちをアゴでさし、「ね! こんだけ若い女たちがいるわね。たいがいみんな、割に氣だての良い子ばかりなのよ。そいで、この中の半分ぐらいが、どんな事をして暮していると思う? え? こうしてハダカやなんかになつて一日三囘も舞臺に立つてだな、座からもらう給金は、人にも言えない位のポッチリ。そうね、一人前の生活をやつて行ける程度の金をもらつている人は、先ず二三人しきや居ない。で、あとは、アルバイト。フフフ、お座敷に出たり、パーティに呼ばれたり。その方の稼ぎが大きいのね。中には、それだけの事でキレイに稼いでいる子も居るけど、人によつちや、相當タッシャな事をしているのも居るわね。もつとも、自分では女優やダンサアだという誇りを持つているから、よしんば男をなんにん相手にしても、好意を持つたからとか戀愛したとかパトロンだとか、いろいろにモットモな理由はくつついている。無意識の口實だわね。そして、實際にしている事は、商賣人以上のことをやるのが居る。だから、ここで
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