。アハハ、お経さんでも何でも習うあ、斬られの仙太郎が信心ば始めるとはいい図だあ、アハハハ。
甲 アハハハ、そりゃええ! なあ!
乙 うう、そりゃええ考えかもわからねえ。いや、そいつはええぞ!
甲 やるか※[#感嘆符疑問符、1−8−78] やるかね、仙太さ※[#感嘆符疑問符、1−8−78]
仙太 やりがしょうて。
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(揚幕の奥で人々の罵り騒ぐ声々が近づいて来る)
[#ここで字下げ終わり]
甲 お! あんだ※[#感嘆符疑問符、1−8−78] いけねえ、自由党かの? んじゃ、とんかく、この話は、後でもっとユックリやっとして、いま頼んだ普門院のことと、鎮守さんの寄合いのこと、頼んましたで仙太さ、ええな!
乙 あぶねえ! ここにおって、また、とっつかまるで!
仙太 いいともさ! 早く行きなせ!
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(甲と乙アタフタと左手へ走って去る)
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段六 (揚幕の奥の声が全然聞こえないままに、そちらを見て立っている仙太郎の腕を掴んで)あんだよ、仙太公? あにをしただい? 滝三、あんだ? 向うに何かあんのか?
滝三 お父う、此方へくるが! こり
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