o来上っておめでとうございます。かねてわれわれは、農を以て国の基となすという信念にもとづいて、百姓の勉強している者でありますが、かねてこの土地第一の立派なお百姓である、ご当家の柳沢金吾さんに対して、敬意を抱いているものでございまして、本日こうやってまかりこして、その敬意の一端を現わすことの出来たのは、大変光栄であります。塾長山崎と申しますが、一同を代表して、一言……それではお祝いに、道場の歌をみんなでうたいます。はい、一、二、三!
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バババン、バババン、バババン、バンと小太鼓の前奏がちょっとあって、八人ばかりの青年が明るくうたい出す。二部合唱、農民道場の歌。(前出)
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壮六 どうもありがとう山崎さん。そいから生徒さん方も、どうもありがとうよ。
喜助 たはっ! みんなよく来た。農民道場かなんか知らんが、こいでみんな百姓の息子ずら。ひとつ頼むからここの金吾に負けねえ位にいい百姓になってくれよ。さあさ、一杯いこう!
生徒一 (茶碗を持たされて)しかし、わしら、まだ酒は飲めねえんで。
喜助 なあに、酒が飲めねえようじゃ、いい百姓になれねえぞ。塾
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