が、そのままの姿勢で、キチンとお辞儀をした額が机に附かんばかりになる。……お辞儀を終って、そのまま坐って原稿紙を見ている)
[#ここから2字下げ]
 (叩きつけるような鞍馬山の三味線が、音量一杯に鳴り渡って来る。それを聞くともなく聞きながら坐っている三好。……オルゴールが三味線に変っただけで、全部が[#「全部が」は底本では「 全部が」]第一場の幕開きと同じ情景である)
 (庭の樹々に陽が照り、明るく、静まっている)
[#ここで字下げ終わり]
[#地から3字上げ](終わり)
[#地付き](昭和十六年六月作)



底本:「三好十郎の仕事 第二巻」學藝書林
   1968(昭和43)年8月10日第1刷発行
※〔 〕内は、底本編集委員による加筆です。
※底本は、物を数える際や地名などに用いる「ヶ」(区点番号5−86)を、大振りにつくっています。
入力:伊藤時也
校正:及川 雅・伊藤時也
2009年6月6日作成
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティア
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