が観念を裏切ることも許さぬ。ザインとゾルレンが一瞬のうちに一挙に解決されなければならぬ。もしそれが解決されなければ、他のいかなる解決をも峻拒《しゅんきょ》する。――つまり、より大きな肯定へ向っての深い無意識の有志だ。真に尊重さるべきなにものかを生み出す力を持ったものの、生み出す前の清掃であり、生み出すための盲動である。盲動はデスペレイトだ。だから非常に往々に、生みかけたものを踏み殺すのと同時に、その生みかけた自分をも八つ裂きにして果てる「愚」を、くりかえす。――これが、ニヒリズムだ。いずれにしろ barren では無い。たとえ自分をも八つ裂きにして果てたとしても、ついには barren ではあり得ない。これは、言わば、太いシッカリした柱を立てるために(その柱の木がどこに在るかまだわからないままであったり、当人は自分が何をしているか知らないままにであったりしながら)地面に深い空虚な穴を掘って掘って掘り抜いている人間の姿である。もちろん、自分自身も時に、まっさかさまに落ちて死ぬことがある穴だ。
だから、ニヒリズムとは、幼年期に於ける革命的精神の総称である。これは独断では無い。歴史を調べる
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