「と思って話していただけなんだ。それがツイ君から何か言われて、あんな議論になってカッとなってしまった。僕の悪い癖だ。すぐに後先もわからないようになってしまう。君は冷静だ。僕はまるで子供みたいな人間だ。僕は時々自分でも自分が自由にならなくなってしまう。僕は君にアブサンを投げつける気なんか、その瞬間まで、まるでなかった。
ゴー ゆうべのカッフェでのことかね? なに、僕はなんとも思ってやしない。いいよ、いいよ。ハハ、まあ起てよ。
ヴィン いいや、許すと言ってくれ。でなければ僕は起たない。ポール。どうか許してやると言ってくれ。
ゴー (ゴッホのわきに手を入れて立たせながら)いいじゃないか、そんなこと。大したことじゃない。じゃまあ、許すよ。ハハ。
ヴィン (やっと立って)ありがとう。僕はもう今後気をつけて、あんなことは絶対にしない。約束する。
ゴー (ゴッホの両肩を抱いて)ヴィンセント、君って男は、良い奴だなあ。
ヴィン (これも、しっかりと相手を抱いて)ありがとう、ありがとう。
ゴー また泣くのか?(ポケットからハンカチを出して、ヴィンセントに握らせながら)拭けよ、みっともない。そのツラじゃフ
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