ゲミル、ネザシミル、サキブトミル、ナガミル、クロミル、ミル、モツレミル、タマミル、ヒラミル、コブシミル、ならびにイトミルの十二品が挙がっているが、その中でナガミルは岡山でクヅレミル、阿波でサメノタスキ、相模でアブラアブラというとある。同じく昭和九年十月に東京の誠文堂で発行した東《ひがし》道太郎君の『原色日本海藻図譜』にはナガミルの条下に「邦産十数種種のミル中最も長大なものであって全長四十五尺に達するものもある」、「九州より千葉県に至る太平洋岸に産する、殊に湾入せるところの四五尋の深所に多い、真珠貝の養殖場に繁殖し長大なる体は真珠貝を覆い死に至らしむる事があると云われて居る」と書いてある。ヒラミルは国によりラシャノリといわれる。
楓とモミジ
中国の有名な詩人である杜牧《とぼく》が詠じた「山行」の詩に
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遠[#(ク)]上[#(レバ)][#二]寒山[#(ニ)][#一]石径斜[#(ナリ)]、白雲生[#(ズル)]処有[#(リ)][#二]人家[#一]、
停[#(メテ)][#レ]車[#(ヲ)]坐[#(ロニ)]愛[#(ス)]楓林[#(ノ)]晩、霜葉[#(ハ)]紅[#(
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