油ノ付ケ焼キニシテ食フヲ最モ美味トスル、多少ノ香アリ、又汁ノ身トシ又煮付ケトスル
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 昭和三年の秋、私は陸奥の国恐レ山の麓の林中で大きく傘(蓋)を展げたカラカサダケすなわちニギリタケ数個を見つけ、それを持って踊る姿をカメラに収めた。それは青森県営林局ならびに同県下営林署の人々と同行のときであった。今ここにそのときのことを歌った拙作を再録してみると次の通り。

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恐れ山から時雨《しぐれ》りよとまゝよ、両手にかざす菌傘《きのこがさ》、用心すれば雨は来で、光りさし込む森の中、やるせないまゝ傘ふって、踊って見せる松のかげ、その腰つきのおかしさに、森よりもるゝ笑い声、道行く人は何事と、のぞいて見れば此の姿。
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[#「ニギリタケ一名カラカサダケ(Lepiota procera Quel[#「Quel」は斜体].)」のキャプション付きの図(fig46820_27.png)入る]
[#「坂本浩然『菌譜』のニギリタケの図」のキャプション付きの図(fig46820_28.png)入る]

  パンヤ

 我国従来の学者はインドのパン
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