ヤ(Panja)を木棉樹すなわち斑枝花(Bombax Ceiba Burm[#「Burm」は斜体].=Bombax malabaricum[#「Bombax malabaricum」は斜体] DC.)だと思い、書物にもそう書いてあるのだが、しかしこのインドのパンヤはそれではなく、これはその近縁樹のインドワタノキ(インド棉ノ木)一名カボック樹(Eriodendron anfractuosum DC[#「DC」は斜体].=Bombax pentandrum[#「Bombax pentandrum」は斜体] L.)のことである。従来我国の学者はインドのこの樹をよく知らず、ただ相類し、棉の出る実も相似ているから、多少斑枝花の知識もあったので、これを間違えたものである。つまり一つを識って二つを識らなかった罪に坐した訳だ。次にさらにこれを判然させてみよう。

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○パンヤ
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Eriodendron anfractuosum DC[#「DC」は斜体].
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(=Ceiba casearia[#「Ceiba casearia」は斜体] Me
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