黷トいる光景だった。ところが、その上欄に、次のような英文が認《したた》められてあった。それはインキの色の具合と云い、初めて見るディグスビイの自筆に相違なかったのである。
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“Quean《クイーン》 locked《ロックト》 in《イン》 Kains《ケインス》. Jew《ジュー》 yawning《ヨウニング》 in《イン》 knot《ノット》. Knell《ネル》 karagoz《カラギヨス》! Jainists《ジャイニスツ》 underlie《アンダーライ》 below《ビロウ》 inferno《インフェルノ》.”
――(訳文)。尻軽娘はカインの輩《ともがら》の中に鎖じ込められ、猶太人《ジュウ》は難問の中にて嘲笑う。凶鐘にて人形([#ここから割り注]カラギヨス――土耳古(トルコ)の操人形[#ここで割り注終わり])を喚び覚ませ、奢那《ジャイナ》教徒ども([#ここから割り注]仏教と共通点の多い姉妹的宗教[#ここで割り注終わり])は地獄の底に[#「は地獄の底に」は底本では「の底に」]横たわらん。([#ここから割り注]以上は、判読的意訳である[#ここで割り注終わり
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