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(註)(一)纈草。敗醤【オミナエシ】科の薬用植物で、癲癇《てんかん》、ヒステリー痙攣《けいれん》等に特効あるため、学者の星と云われる木星の表徴とす。
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(二)毒人蔘。繖形科の毒草にして、コニインを多量に含み、最初運動神経が痳痺[#「痳痺」はママ]するため、妖術師の星と称される土星の表徴とす。
(三)蜀羊泉。茄科の同名毒草にして、その葉には特にソラニン、デュルカマリンを含むものなれば、灼熱感を覚えると同時に中枢神経がたちどころに痳痺[#「痳痺」はママ]するため、火星の表徴とす。
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網龕灯《あみがんどう》の赭《あか》黒い灯が、薄く雪の積った聖像の陰影を横に縦に揺り動かして、なんとも云えぬ不気味な生動を与える。また、その光は、法水の鼻孔や口腔を異様に拡大して見せて、いかにも、中世異教精神を語るに適《ふさ》わしい顔貌を作るのだった。しかし、熊城は不審を唱えた。
「だが、胡桃・巴旦杏・桃葉珊瑚《あおき》・水蝋木犀《いぼたのき》の四本では、結局正方形になってしまうぜ」
「いや、それが魚なんだよ」と法水は
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