なよたけ
加藤道夫

−−
【テキスト中に現れる記号について】

《》:ルビ
(例)楯《たて》に

|:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号
(例)今後|是非《ぜひ》とも

[#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定
   (数字は、JIS X 0213の面区点番号、または底本のページと行数)
(例)※[#「口+愛」、第3水準1−15−23]

 [#…]:返り点
 (例)過[#(ギシ)][#二]近江[#(ノ)]

 [#(…)]:訓点送り仮名
 (例)独[#(リ)]坐[#(ス)]
−−

[#ここから2字下げ]
『竹取物語』はこうして生れた。
世の中のどんなに偉い学者達が、どんなに精密な考証を楯《たて》にこの説を一笑に付そうとしても、作者はただもう執拗《しつよう》に主張し続けるだけなのです。
「いえ、竹取物語はこうして生れたのです。そしてその作者は石《いそ》ノ上《かみ》ノ文麻呂《ふみまろ》と云《い》う人です。……」
[#ここで字下げ終わり]


 人物
石《いそ》ノ上《かみ》ノ綾麻呂《あやまろ》
石ノ上ノ文麻呂《ふみまろ》
瓜生《うりゅう》ノ衛門《えもん》
清原《きよはら
次へ
全202ページ中1ページ目


小説の先頭へ
文字数選び直し
加藤 道夫 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ 登録 ご利用方法 ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング