講会ともいい、一切経の書写、供養、もしくは転読の法会であるが、この法道が宮中で初めてこれを行ったのであります。それから説戒会も行われた。これは一週間に一度戒律を読んで復習し、それに触れたものがあるならば告白懺悔する。そういう儀式を説戒会といい、または布薩会《ふさつえ》または斎会というこれが宮中で行われた、これが今の日曜学校に当ります。これは仏教の最初からあることであります。
それから無遮会、それは誰がきても拒まず接待をする。この無遮会は五年に一回国王に依って行われる例であった。これを宮中で行ったのであります。それからまた外の斎会も宮中で行っている。その当時までは仏教行わるると雖も唯単なる学問的のことであったのだが、これからは本当の信者が多くなったと書いてある。法道はかくの如く仏教の上には大なる勢力を持ったのであります。のみならず祇園精舎の牛頭天王を持ち来ったものでありますから、祇園の祭の様式は皆これが教えたのであります。御旅所といって神さまが一週間ばかり他所に出張しておられる。その往来の行列はインドの式で「ヤートラ」と申しまして行像と訳します。それが行列を為し矛《ほこ》を出し、山《や
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