ョ、またはこの商品の販売価格を生産費すなわち1に等しからしめるこの商品の需要方程式である。だからもし偶然に、p''a[#「a」は下付き小文字]=1 であったとすれば、D'a[#「a」は下付き小文字]=D''a[#「a」は下付き小文字] であろうし、またはもし偶然に D'a[#「a」は下付き小文字]=D''a[#「a」は下付き小文字] であったとすれば、p''a[#「a」は下付き小文字]=1 であろう。そして問題は全く解けるのである。しかし一般に、p't[#「t」は下付き小文字], p'p[#「p」は下付き小文字], p'k[#「k」は下付き小文字] ……が既に述べたようにして、p''t[#「t」は下付き小文字], p''p[#「p」は下付き小文字], p''k[#「k」は下付き小文字] に変化した後には
[#ここから4字下げ]
[#式(fig45210_132.png)入る]
[#ここで字下げ終わり]
となり、従って
[#ここから4字下げ]
[#式(fig45210_133.png)入る]
[#ここで字下げ終わり]
となる。
 二一九 だから生産方程式の体系の解法を完結するには、なお、方程式
[#ここから4字下げ]
at[#「t」は下付き小文字]p'''t[#「t」は下付き小文字]+ap[#「p」は下付き小文字]p'''p[#「p」は下付き小文字]+ak[#「k」は下付き小文字]p'''k[#「k」は下付き小文字]+ …… =p'''a[#「a」は下付き小文字]=1
[#ここで字下げ終わり]
に従い、p'''t[#「t」は下付き小文字], p'''p[#「p」は下付き小文字], p'''k[#「k」は下付き小文字] を決定しながら、換言すれば[#式(fig45210_132.png)入る]のいずれかであるに従って、[#式(fig45210_134.png)入る]ならしめながら、すべての摸索を繰り返さねばならぬ。
 この新しい点から出発して、私共は、まず第一過程として、生産物の市場において、方程式
[#ここから4字下げ]
D'''a[#「a」は下付き小文字]=O'''t[#「t」は下付き小文字]p'''t[#「t」は下付き小文字]+O'''p[#「p」は下付き小文字]p'''p[#「p」は下付き小文字]+O'''k[#「k」は下付き小文字]p'''k[#「k」は下付き小文字]+ ……
  −(D'''b[#「b」は下付き小文字]p'''b[#「b」は下付き小文字]+D'''c[#「c」は下付き小文字]p'''c[#「c」は下付き小文字]+D'''d[#「d」は下付き小文字]p'''d[#「d」は下付き小文字]+ ……)
[#ここで字下げ終わり]
によって D'''a[#「a」は下付き小文字] を決定し、次に第二過程として、用役の市場において、方程式
[#ここから4字下げ]
DIV[#「IV」は上付き小文字][#「IV」は底本では「VI」]a[#「a」は下付き小文字]=D'''a[#「a」は下付き小文字]pIV[#「IV」は上付き小文字][#「IV」は底本では「VI」]a[#「a」は下付き小文字]
[#ここで字下げ終わり]
によって、DIV[#「IV」は上付き小文字][#「IV」は底本では「VI」]a[#「a」は下付き小文字] を決定する。ここで証明すべきことは、pIV[#「IV」は上付き小文字][#「IV」は底本では「VI」]a[#「a」は下付き小文字] が p''a[#「a」は下付き小文字] よりも1に近いということである。ところで、このことがほぼたしかであることは、例えば p''a[#「a」は下付き小文字]>1 である場合には、p'''b[#「b」は下付き小文字]<p''b[#「b」は下付き小文字], p'''c[#「c」は下付き小文字]<p''c[#「c」は下付き小文字], p'''d[#「d」は下付き小文字]<p''d[#「d」は下付き小文字] ……であり、従って、D'''b[#「b」は下付き小文字]>D''b[#「b」は下付き小文字], D'''c[#「c」は下付き小文字]>D''c[#「c」は下付き小文字], D'''d[#「d」は下付き小文字]>D''d[#「d」は下付き小文字] ……であり、従ってまた D'''a[#「a」は下付き小文字]<D''a[#「a」は下付き小文字] であることを考えてみれば、容易に解る。かくて、p'''a[#「a」は下付き小文字]=1 ならば、p'''a[#「a」は下付き小文字] は pIV[#「IV」は上付き小文字][#「IV」は底本では「VI」]a[#「a」は下付き小文字] となるために、(B)、(C)、(D)……の需要の増加によって増大し、(A)の需要の減少によって減少する。p''a[#「a」は下付き小文字][#「a」は底本では欠落]<1 である場合には、p'''a[#「a」は下付き小文字] は、pIV[#「IV」
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