45210_089.png)入る]が得られ、商品(B、C)の市場において、(C)で表わした(B)の価格が[#式(fig45210_090.png)入る]であるときは、(C)の[#式(fig45210_090.png)入る]で、(B)の[#式(fig45210_091.png)入る]が得られるからである。
[#空白は底本では欠落]最後にまた(C)で表わした(A)の真の価格は[#式(fig45210_092.png)入る]ではなくして、[#式(fig45210_093.png)入る]であるという結果が出てくる。なぜなら、商品(B、C)の市場において、(C)で表わした(B)の価格が[#式(fig45210_090.png)入る]であるときは、(C)の[#式(fig45210_094.png)入る]で、(B)の[#式(fig45210_095.png)入る]が得られ、商品(A、B)の市場においては、(B)で表わした(A)の価格が[#式(fig45210_010.png)入る]であるときは、(B)の[#式(fig45210_010.png)入る]で、(A)の[#式(fig45210_096.png)入る]が得られるからである。
一一四 そこで、(A)、(B)、(C)の各所有者のある者は、(A)と(B)との直接的交換を、躊躇なく、(A)と(C)及び、(C)と(B)との間接的交換に代え、またある他の者は、(B)と(C)との直接的交換を、躊躇なく、(B)と(A)及び(A)と(C)との間接的交換に変化せしめ、また他のある者は、(C)と(A)との直接的交換を、躊躇なく、(C)と(B)及び(B)と(A)との間接的交換に変化せしめる。この間接的交換は裁定(arbitrage)と呼ばれる。そして彼らは、かくして得らるる節約を、思うままに種々の欲望に配分し、出来るだけ最大量の満足が得られるように、ある商品を補足増加する。私共は、この最大満足の条件を示すことが出来る。それは、充された最後の欲望の強度の比が、裁定から生じた真の価格に等しいということである。しかしこの考察に入ることなく、この補充的需要は主たる需要のようになされるものであることを注意するので足るであろう。すなわちこの補充的需要の場合にも、(A)の所有者は、(A)と(C)、(C)と(B)とを交換し、(A)と(B)とを交換しない。(
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