da[#「a」は下付き小文字])=pa[#「a」は下付き小文字]φb,1[#「b,1」は下付き小文字](y)=pa[#「a」は下付き小文字]φb,1[#「b,1」は下付き小文字](qb[#「b」は下付き小文字]−ob[#「b」は下付き小文字])
=pa[#「a」は下付き小文字]φb,1[#「b,1」は下付き小文字](qb[#「b」は下付き小文字]−da[#「a」は下付き小文字]pa[#「a」は下付き小文字])
[#ここで字下げ終わり]
となる。この方程式は、pa[#「a」は下付き小文字] の函数としての da[#「a」は下付き小文字] を与える。何となれば、この方程式がこれら二つの変数の第二〔訳者註、da[#「a」は下付き小文字]〕に関して解かれているとすれば、この方程式は
[#ここから4字下げ]
da[#「a」は下付き小文字]=fa,1[#「a,1」は下付き小文字](pa[#「a」は下付き小文字])
[#ここで字下げ終わり]
という形をとるからである。これは、所有者(1)が(B)で(A)を需要する場合の需要曲線 ad,1[#「d,1」は下付き小文字]ap,1[#「p,1」は下付き小文字] の方程式を、まさしく表わしている。故に、方程式
[#ここから4字下げ]
r=φa,1[#「a,1」は下付き小文字](q) 及び r=φb,1[#「b,1」は下付き小文字](q)
[#ここで字下げ終わり]
が数学的に確定し得られれば、前の方程式もまた数学的に確定する。ただ右に記した方程式が数学的には確定していないために、方程式
[#ここから4字下げ]
da[#「a」は下付き小文字]=fa,1[#「a,1」は下付き小文字](pa[#「a」は下付き小文字])
[#ここで字下げ終わり]
は経験的に過ぎないものとなっている。
かくて、問題――二商品[#「二商品」に傍点](A[#「A」に傍点])、(B[#「B」に傍点])と各交換者に対するこれら二商品の利用曲線すなわち欲望曲線[#「と各交換者に対するこれら二商品の利用曲線すなわち欲望曲線」に傍点]、またはこれら曲線の方程式[#「またはこれら曲線の方程式」に傍点]、及びこれら商品の交換者の各々によって所有せられる量を与えて[#「及びこれら商品の交換者の各々によって所有せられる量を与えて」に傍点]、需要曲線を決定する問題[#「需要曲線を
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