驕nで二〇〇ヘクトリットルの燕麦が需要せられるといえば、それは小麦の一〇〇ヘクトリットルの供給があるということでもある。故に一般に、Da[#「a」は下付き小文字], pa[#「a」は下付き小文字] 及び Ob[#「b」は下付き小文字] の間には、方程式
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Ob[#「b」は下付き小文字]=Da[#「a」は下付き小文字]pa[#「a」は下付き小文字]
[#ここで字下げ終わり]
が成立する。
同様に pa[#「a」は下付き小文字] の価格で Oa[#「a」は下付き小文字] 量の(A)の供給があるといえば、それは、Oa[#「a」は下付き小文字]pa[#「a」は下付き小文字] に等しい Db[#「b」は下付き小文字] 量の(B)が需要せられるということでもある。だから例えば小麦で表わした価格[#式(fig45210_010.png)入る]で一五〇ヘクトリットルの燕麦の供給があるといえば、それは、小麦の七五ヘクトリットルの需要があるということでもある。故に一般に Oa[#「a」は下付き小文字], pa[#「a」は下付き小文字], Db[#「b」は下付き小文字]の間には、次の方程式が成り立つ。
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Db[#「b」は下付き小文字]=Oa[#「a」は下付き小文字]pa[#「a」は下付き小文字]
[#ここで字下げ終わり]
同様に Db[#「b」は下付き小文字], Ob[#「b」は下付き小文字], pb[#「b」は下付き小文字], Oa[#「a」は下付き小文字], Da[#「a」は下付き小文字] の間に、次の方程式が成立するのを証明し得るであろう。
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Oa[#「a」は下付き小文字]=Db[#「b」は下付き小文字]pb[#「b」は下付き小文字]
Da[#「a」は下付き小文字]=Ob[#「b」は下付き小文字]pb[#「b」は下付き小文字]
[#ここで字下げ終わり]
これら二つの式は、先の二つの方程式と方程式 pa[#「a」は下付き小文字]pb[#「b」は下付き小文字]=1 とからも導き出されるが、それに関係なく証明せられ得る。
よって、ある商品を反対給付とする一商品の有効需要または供給は[#「ある商品を反対給付とする一商品の有効需要または供給は」に傍点]、このある商品の有効供給または有効需要と[#「このある商品の有効供給ま
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