聲《こゑ》を投《な》げ掛《か》けるやうにしていつた。
「さうだこと云《や》あねえで、そら來《き》たつとかう手《てえ》つんだすもんだ、倦怠《まだるつこ》くつて仕《し》やうねえ此等《こツら》がな」先刻《さつき》の爺《ぢい》さんは又《また》一|杯《ぱい》をぐつと干《ほ》して呶鳴《どな》つた。
「さうだよ、飮《の》まつせえよおめえ、めでゝえ酒《さけ》だから、威勢《えせえ》つければおめえ身體《からだ》の工合《ぐえゝ》だつてちつと位《ぐれえ》なら癒《なほ》つちやあよ」婆《ばあ》さん等《ら》は又《また》侑《すゝ》めた。
「此《こ》の人《ひと》も勘次《かんじ》どんにや善《よ》くさんねえごつさら、困《こま》つたもんさな、そんだつておめえさうえもな仕《し》やうねえから、さうえにくよくよしねえ方《はう》がえゝよ」他《た》の婆《ばあ》さんもいつた。
「身體《からだ》の工合《ぐえゝ》惡《わ》りいなんて、さうだ料簡《れうけん》だから卯平等《うへいら》仕《し》やうねえ、此等《こツら》ようまづだなんて、ようまづなんち病氣《びやうき》は腹《はら》の蟲《むし》から出《で》んだから、なあに譯《わき》あねえだよ、蛇《へび》で
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