えて「公」の右上の欠けたもの、第4水準2−94−57]《そんな》こと云《ゆ》へやがんだんべなんて、※[#「麾」の「毛」にかえて「公」の右上の欠けたもの、第4水準2−94−57]《お》ら放心《うつかり》してたもんだから逃《に》げ間《ま》にやあねえで、此《こ》れかうえに怪我《けが》しつちやつたな、今《いま》蒔物《まきもの》の忙《いそが》しい處《ところ》へ打《ぶ》つ込《こ》んで、何處《どこ》までも癒《なほ》んねえやうでもしやうねえから朝《あさ》つ稼《かせ》ぎに骨接《ほねつぎ》へ行《え》つたんだが、遠《とほ》いのにそれに行《え》つて見《み》つと怪我人《けがにん》が來《き》て居《ゐ》てちよつくらぢやねえもんだから、隨分《ずいぶん》急《えそ》えだ積《つもり》だつけがこんなに遲《おそ》くなつちやつて、何《なん》ちつても日《ひ》は短《みじか》くなつたかんな、さう云《ゆ》つても怪我人《けがにん》ちや有《あ》るもんだな、」勘次《かんじ》は漸《やうや》くさうして仔細《しさい》に事《こと》の顛末《てんまつ》を打《う》ち明《あ》けた。
「そんだが怪我《けが》は大變《たいへん》なこたねえのか」南《みなみ》の亭主《
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