ゝ鹽梅《あんべい》でがしてない、四人目《よつたりめ》漸《やつ》とそんでも男《をとこ》でがすよ、お内儀《かみ》さんに云《や》あれた時《とき》にやわし等《ら》もはあ澁《しび》れえて居《ゐ》たんでがしたが、身上《しんしやう》もあん時《とき》かんぢやよくなるしね、兄弟中《きやうでえぢう》で今《いま》ぢやりせが一|番《ばん》だつて云《ゆ》つてつ處《とこ》なのせ、お内儀《かみ》さんあれなら大丈夫《でえぢよぶ》だからつて云《ゆつ》て呉《く》れあんしたつけが婿《むこ》も心底《しんてい》が善《よ》くつてね、爺婆《ぢゝばゝあ》げつて、わし等《ら》げ斯《か》うた物《もの》遣《よこ》しあんしたよ」老母《ばあさん》は待《ま》ち構《かま》へてゞも居《ゐ》たやうに小風呂敷《こぶろしき》の包《つゝみ》を解《と》いて手織《ており》のやうに見《み》える疎末《そまつ》な反物《たんもの》を出《だ》して手柄相《てがらさう》に見《み》せた。内儀《かみ》さんは仕方《しかた》ないといふ容子《ようす》で反物《たんもの》へ手《て》を掛《か》けて
「それでも孫《まご》抱《だ》きには行《い》つたかね」
「ほんに、わしや今日《けふ》らお内儀《
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