江のや田上山は雲に日かげる
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息吹の山をいや遙にみて
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天霧ふ息吹の山は蒼雲のそくへにあれどたゞにみつるかも
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極めてのどかなる湖のうへに舟のあまた泛びたるをみて
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近江の海八十の湊に泛く船の移りも行かず漕ぐとは思へど
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丹波の山々かくれて夕立の過ぎたるに辛崎のあたりくらくなりたれば
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鞍馬嶺ゆゆふだつ雨の過ぎしかばいまか降るらし滋賀の唐崎
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八月一日、嵐山に遊ぶ、大悲閣途上
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さや/\に水行くなべに山坂の竹の落葉を踏めば涼しも
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二日、ひるすぐるほどに奈良につく、ありといふ鹿のみえざるに、訝しみて人にとへば山に入りけむといへば
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春日野の茅原を暑み森深くこもりにけらし鹿のみえこぬ
春日山しげきがもとを涼しみと鹿の臥すらむ行きてかも見む
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嫩草山にのぼるに萩のやうなるものゝおびたゞしくおひたるが、さゝやかなる白きは
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