れており、しかもこの部分はそれ以外の目的には用いられていないから、家具や玉細工に用いるために残るものはより[#「より」に傍点]少い。さてこの稀少性がこれらの物の価値を増加するのである。――セイ、第二巻、三一六頁。なお七八頁の註を参照。
[#ここで字下げ終わり]
 同一の意見はロオダアデイル伯によっても述べられている。
『あらゆる価値物が蒙る所の価値の変動については、もし吾々がしばらくの間、ある物が、あらゆる事情の下において等しい価値を常に有つように、内在的、固定的の価値を有つと仮定し得るならば、かかる固定的標準によって確かめられた所のすべての物の価値の度は、その物の分量と[#「その物の分量と」に傍点]それに対する需要との間の比例に応じて変動するであろう、そしてあらゆる貨物は、もちろん、四つの異る事情によりその変動を蒙るであろう。
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一、『その分量の減少によってそれはその価値の増加を蒙るであろう。
二、『その分量の増加によってその価値の減少を蒙るであろう。
三、『需要の増加という事情によってそれはその価値の増大を蒙るであろう。
四、『需要の減少によってその価値は減少
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