[#「余は自己の力に依りて公使と爲れり」に傍点]※[#白ゴマ、1−3−29]自由黨の援助に依れるに非ず[#「自由黨の援助に依れるに非ず」に傍点]と※[#白ゴマ、1−3−29]其心事實に斯くの如し。
且つたとひ自由進歩の兩派をして分裂するの不幸あらしむるとするも、自由黨は彼れが爲に一種の迷室なり※[#白ゴマ、1−3−29]蓋し自由黨の背後には一怪物の伊東巳代治男あり※[#白ゴマ、1−3−29]故に彼れは自由黨と進退を倶にするに於て、先づ此一怪物と兩立し得るや否や、若くは善く之を壓服し得るの勇者たるや否やを考へざる可からず※[#白ゴマ、1−3−29]况むや彼は從來自由黨中の土佐分子と相容れざりしに於てをや※[#白ゴマ、1−3−29]彼れ豈熱心なる自由派たるを得むや。
故に彼は必らずしも強て現内閣に反對するものに非ず※[#白ゴマ、1−3−29]現内閣にして苟も自ら彼れを敵とせずむば、彼は妄りに現内閣の敵と爲らず、彼れの放膽不諱[#「彼れの放膽不諱」に白丸傍点]、剛愎不遜の言動あるは[#「剛愎不遜の言動あるは」に白丸傍点]、多く其主我的意思と衝突するの場合に在り[#「多く其主我的意思と衝突
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