學習院の院長たり[#「陛下の命を受けて學習院の院長たり」に傍点]。眞に華族をして皇室の藩屏たらしめむとせば[#「眞に華族をして皇室の藩屏たらしめむとせば」に傍点]、先づ華族の子弟を教育するより急なるはなし[#「先づ華族の子弟を教育するより急なるはなし」に傍点]。我れ既に此目的を抱て[#「我れ既に此目的を抱て」に傍点]、專ら措畫經營する所少なからず[#「專ら措畫經營する所少なからず」に傍点]、之れを完成するは談豈容易ならむや[#「之れを完成するは談豈容易ならむや」に傍点]。文部大臣たるの適材は世間自ら其の人あらむ[#「文部大臣たるの適材は世間自ら其の人あらむ」に傍点]、學習院の措畫經營は[#「學習院の措畫經營は」に傍点]、斷じて之れを他人に委する能はず[#「斷じて之れを他人に委する能はず」に傍点]と。蓋し公は是より前、學習院長に任ぜられ、全力を擧げて華族の子弟教育に從事しつゝありしを以てなり。余は公の著眼の高明なると[#「余は公の著眼の高明なると」に白丸傍点]、心事の純潔なるに服し[#「心事の純潔なるに服し」に白丸傍点]、益々公の人格に敬意を表せざるを得ざりき[#「益々公の人格に敬意を表
前へ
次へ
全497ページ中438ページ目
小説の先頭へ
文字数選び直し
鳥谷部 春汀 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ
登録
ご利用方法
ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング