どまざまざと感じさせるものが、今日までのわが戯曲界には存在しなかつたのである。この点、レアリズムの真の妙味は、新劇の舞台上に未だ嘗て現はれてゐないといふのが、僕の持論だ。
創作座は、このことを知つて、彼の作品にぶつかつてゐるかどうか?
底本:「岸田國士全集22」岩波書店
1990(平成2)年10月8日発行
底本の親本:「現代演劇論」白水社
1936(昭和11)年11月20日発行
初出:「創作座 第七号」
1935(昭和10)年6月28日発行
※初出時の題は「「赤鬼」の作者」。
入力:tatsuki
校正:門田裕志
2009年9月5日作成
青空文庫作成ファイル:
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