'Acade'mie de Stockholm, p. 29.〕
 2)[#「2)」は縦中横] Id. p. 21, 22.
[#ここで字下げ終わり]
 スウェーデンの記録簿に関する観察の中で、ワルゲンティン氏は、不健康な年には毎年約二九分の一、健康な年には三九分の一が、死亡し、従って中項をとれば平均死亡率は三六分の一と考え得よう、と云っている1)[#「1)」は縦中横、行右小書き]。しかし、二九と三九の平均は三四であるから、この推論は正しくないように思われる。そして事実、彼自身が提出している表は三六分の一という平均死亡率とは矛盾し、それが約三四※[#4分の3、1−9−21]分の一であることを証しているのである。
[#ここから2字下げ]
 1)[#「1)」は縦中横] Id. p. 29.
[#ここで字下げ終わり]
 年々この結婚の全人口に対する比例は平均してほとんど一対一一二であり、その時々に家族扶養の見込に応じて、一対一〇一と一対一二四の両極間を上下するように思われる。おそらく実際はそれはもっと大きな両極の間を上下するのであろう。けだしこの計算の行われた期間はわずかに九箇年に過ぎないか
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