に接しても、吾々は少しも驚くことはないのである。彼は九箇年に関して表を与えているが、その中から次の例を引いている。
[#ここから表]
 /年次/結婚/出生/死亡
凶年/一七五七年/一八、七九九/八一、八七八/六九、〇五四
凶年/一七五八年/一九、五八四/八三、二九九/七四、三七〇
豊年/一七五九年/二三、二一〇/八五、五七九/六二、六六二
豊年/一七六〇年/二三、三八三/九〇、六三五/六〇、〇八三1)[#「1)」は縦中横、行右小書き]
[#ここで表終わり]
この表によると、一七六〇年に出生は死亡に対して一五対一〇であるが、一七五八年にはわずかに一一対一〇であることがわかる。ワルゲンティン氏が与えている一七五七年及び一七六〇年の人口実測によって見れば2)[#「2)」は縦中横、行右小書き]、一七六〇年の結婚数は全人口に対して一対一〇一であるが、一七五七年にはわずかに一対約一二四であることがわかる。一七六〇年の死亡数は全人口に対して一対三九、一七五七年は一対三二、一七五八年は一対三一である。
[#ここから2字下げ]
 1)[#「1)」は縦中横] 〔Me'moires Abre'ge's de 
前へ 次へ
全434ページ中31ページ目


小説の先頭へ
文字数選び直し
吉田 秀夫 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ 登録 ご利用方法 ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング