d. c. vi. p. 201.
3)[#「3)」は縦中横] Id. p. 418.
[#ここで字下げ終わり]
カンツレエルが執筆した当時には、スウェーデンの人口は約二百五十万であった1)[#「1)」は縦中横、行右小書き]。彼は一人当り穀物四タンと見ている2)[#「2)」は縦中横、行右小書き]。この仮定によれば、スウェーデンの年需要は一千万タンであり、従って四、五十万タンの輸入では、二百五十万ないし三百万タンの不足を補うにはほとんど役に立たないであろう。そしてもし平均輸入との差のみを取るならば、スウェーデン人が不作の年に輸入から受ける助けは極めて小であることがわかるであろう。
[#ここから2字下げ]
1)[#「1)」は縦中横] Id. p. 184.
2)[#「2)」は縦中横] Id. p. 196.
[#ここで字下げ終わり]
かかる事態の結果として、スウェーデンの人口は奇妙にあらゆる季節の変動により影響を受けることになる。そして、スウェーデンの記録簿は、出生、結婚、及び死亡が、収穫の状態に応じて増減することを示すという、ワルゲンティン氏の興味ありかつ教えるところのある記述
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