`de, table xvii. p. 174.〕
2)[#「2)」は縦中横] Id. c. vi. p. 198.
[#ここで字下げ終わり]
スウェーデンにおける酒の醸造は四〇〇、〇〇〇タンの穀物を消費するものと推定されている。この醸造が政府により禁ぜられた時には、輸入表には不足額の変化が現れるが1)[#「1)」は縦中横、行右小書き]、しかし周知の如く頻々と起る不作の年の不足を補うためのより[#「より」に傍点]以上の変化は見られない。非常に豊饒な年で、醸造が自由に出来る時には、一般に三八八、〇〇〇タンが輸入されていると云われている2)[#「2)」は縦中横、行右小書き]。従ってスウェーデン人は、最豊作の年の全生産物と、その上にほとんど四〇〇、〇〇〇タンとを消費し、そして最不作の年にはその消費はその収穫不足のほとんど全額だけ減少しなければならぬ、ということになる。人民大衆は非常に貧困であって、ために非常に騰貴した価格ではほとんど同一量の穀物を買うことは出来ない。従って穀物商人に多量に輸入させるに足る刺戟はなく、従って穀物が四分の一または三分の一不足すれば、その結果として労働者は、以
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