ス氏自身が、決してそうはならないと述べているではないか? 彼は曰く、『私は少しく止って、穀物は、現実に生産された分量に関しては[#「現実に生産された分量に関しては」に傍点]、製造貨物と同様に、その必要価格で売られるという学説を種々なる形で、読者に提示することを許されたい、けだし私は、これをもって、経済学者により、アダム・スミスにより、また粗生生産物は常に独占価格で売れるとなしているすべての論者によって、看過され来った所の、最も重要な真理であると考えるからである。』
『かくてあらゆる広大な国は、穀物及び粗生原料の生産のための、諸々の等級の機械を所有するものと、考え得よう。この等級の中には、啻にあらゆる国に豊富にある所のすべての貧弱な土地のみならず、更に良質の土地が段々と附加的生産物を強制される時に用いられるものと云い得る所の劣等な機械も、含むものである。粗生生産物の価格が引続き騰貴するにつれて、これらの劣等な機械は順次に運転せしめられ、そして粗生生産物の価格が引続き下落するにつれて、これらは順次に運転されなくなる。ここに用いた例証は、同時に、現実の生産物にとっての現実の穀価の必要条件[#「現実の生産物にとっての現実の穀価の必要条件」に傍点]及びある特定の製造貨物の価格の著しい下落と、粗生生産物の価格の著しい下落とに伴う結果の異ることを、示すに役立つものである。』(註)
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(註)『一研究』、[#「』、」は底本では「、』」]云々。『あらゆる進歩的国家においては、穀物の平均価格は決して、生産物の平均的増加を継続せしめるに必要な額以上にはならない。』『穀物条例の結果に関する諸観察』、[#「』、」は底本では「、』」]一八一五年、二一頁。
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『増加しつつある人口の欲望する所を供給するために、土地に新しい資本を用いるに当って、――この新しい資本が耕地を拡張するに用いられようと、または既耕地を改良するに用いられようと、――主要な問題は常に、この資本に対する希望収得に依存する。そして総利潤のいかなる部分も、かかる資本の用い方に対する動機を減少せしめることなしには、減少され得ない。農地のすべての必要費のそれに比例する下落によって十分にかつ直ちに相殺されない所のあらゆる価格下落、土地に対する租税、農業
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