蘭《イングランド》の人口は…………』
〔訳註3〕ここには第二―四版では次の如き註があった、――
『この記述は、ある程度まで、最近フランスで、革命以来生じた出生の増加によって、実証されている。』
[#ここで字下げ終わり]
 ニュウ・ジャアシイでは(訳註)、出生の死亡に対する比率は、一七四三年に終る七年間を平均して三〇〇対一〇〇であった。フランス及び英蘭《イングランド》では、平均比率は一二〇対一〇〇以上を数え得ない。この差はまことに大きく驚くべきものであるが、吾々は余りびっくりしてこれを天の奇蹟的配剤に帰してはならない。その原因は、深遠でも潜在的でも神秘的でもなく、吾々の身近かに身のまわりにあるもので、いやしくも研究心ある者の調査に委ねられているのである。神の力の直接の働きがなければ、石も墜ち得ず草も成長し得ないと信ずるのは、最も自由な哲学精神と一致するものである。しかし吾々は、経験からして、いわゆる自然なるもののこれらの作用はほとんど常に、一定法則に従って行われるものなることを、知っている。そして開闢以来、人口増減の原因は、おそらく吾々が知っている他のあらゆる自然法則と同様に、不断に働い
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